胡蝶蘭の冬越し完全ガイド!枯らさない育て方の5つの重要ポイント

胡蝶蘭の冬越し完全ガイド!枯らさない育て方の5つの重要ポイント

冬の寒さで大切な胡蝶蘭を枯らしたくない方へ。胡蝶蘭専門店EFLAが、冬の育て方の5つの基本(置き場所・温度・水やり・湿度・肥料)を徹底解説。初心者でも安心の冬越し方法で、美しい花を長く楽しみましょう。

この記事の目次

はじめに:冬は胡蝶蘭にとって試練の季節

「寒くなってきて、大切な胡蝶蘭が冬を越せるか心配…」 「冬になってから、なんとなく元気がない気がする…」
優雅で美しい胡蝶蘭ですが、冬の管理方法を間違えると、あっという間に元気をなくしてしまうことがあります。しかし、ご安心ください。いくつかの基本的なポイントを押さえるだけで、初心者の方でも胡蝶蘭を無事に冬越しさせ、長く美しい花を楽しむことができます。
この記事では、胡蝶蘭専門店の私たちが、誰でも実践できる「胡蝶蘭の冬の育て方」を分かりやすく解説します。大切な胡蝶蘭と一緒に、暖かく素敵な冬を過ごしましょう。

はじめに:冬は胡蝶蘭にとって試練の季節

なぜ胡蝶蘭は冬の寒さが苦手なの?

そもそも、なぜ胡蝶蘭は冬に特別なケアが必要なのでしょうか。その理由は、胡蝶蘭の故郷にあります。
胡蝶蘭は、もともと東南アジアなどの年間を通して温暖な熱帯地域に自生している植物です。そのため、日本の厳しい冬の寒さや乾燥した空気は、胡蝶蘭にとって非常に過酷な環境なのです。
冬越しを成功させる秘訣は、なるべく暖かい環境で育てましょう。

なぜ胡蝶蘭は冬の寒さが苦手なの?

【これだけは押さえたい】胡蝶蘭の冬越し!5つの基本ポイント

難しく考える必要はありません。まずはこの5つの基本を徹底するだけで、胡蝶蘭は元気に冬を越してくれます。

置き場所:暖房の風と夜の窓際は避ける

冬の置き場所で最も重要なのは、「寒さと乾燥から守る」ことです。

最適な場所

レースのカーテン越しに柔らかな日差しが差し込む、リビングなどの暖かい室内が理想です。

避けるべき場所

暖房の風が直接当たる場所:急激な乾燥は、花が落ちたり、つぼみが枯れたりする原因になります。
夜の窓際:窓際は外の冷気で想像以上に温度が下がります。夜になったら、部屋の中央など暖かい場所へ移動させてあげましょう。
玄関や廊下:暖房の効いていない場所は、胡蝶蘭には寒すぎます。

温度管理:人間が快適な温度をキープ

胡蝶蘭が元気に育つ適温は18℃〜25℃です。冬場は、最低でも15℃以上を保つように心がけましょう。人が「快適だな」と感じるリビングであれば、ほとんど問題ありません。夜間や留守中に室温が10℃を下回るような環境は避けてください。

水やり:頻度を減らし「乾いたらあげる」を徹底

冬の失敗で最も多いのが「水のあげすぎ」による根腐れです。冬は胡蝶蘭の生育が緩やかになるため、それほど多くの水を必要としません。

頻度の目安

10日~2週間に1回程度。ただし、環境によって乾き具合は異なります。

タイミング

鉢の中の植え込み材(水苔やバーク)の表面が完全に乾いてから、さらに2~3日待ってからあげるのがベストです。指で触ってみて、湿り気を感じるうちはまだ待ってください。

与え方

時間帯:暖かい午前中に与えましょう。夜にあげると冷えの原因になります。
水温:冷たい水道水はNG。人間がぬるいと感じる程度の「ぬるま湯」を与えます。
量:鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。

湿度:乾燥はNG!葉の潤いを保つ工夫

暖房を使う冬の室内は、想像以上に乾燥しています。空気が乾燥すると、葉のツヤがなくなったり、つぼみが落ちやすくなったりします。

霧吹き

日中の暖かい時間帯に、葉の裏表に霧吹きで水をかけてあげましょう(葉水)。ただし、花にはかからないように注意してください。

加湿器

加湿器を近くで使うのも非常に効果的です。

濡れタオル

近くに濡れタオルを干しておくだけでも、周辺の湿度を保つことができます。

肥料:冬の間は肥料の頻度を減らしましょう

冬の間の肥料は頻度を少なくします。
1000倍液の肥料でしたら、2000倍液にする。
月に2回あげていたら、1回にする。
のような感覚で、大丈夫です。

【これだけは押さえたい】胡蝶蘭の冬越し!5つの基本ポイント

冬の"困った"を解決!よくあるトラブルQ&A

Q1. 葉がしわしわになってしまいました…

A. 主に「水不足」または「根腐れ」が原因です。まずは植え込み材がカラカラに乾いていないか確認しましょう。もし乾いているなら、ぬるま湯でたっぷり水やりをしてください。逆に、常に湿っているのに葉がしわしわな場合は、根腐れで水分を吸えなくなっている可能性があります。

Q2. つぼみが落ちたり、花がすぐに枯れたりします…

A.「寒さ」「乾燥」「急激な環境変化」が原因として考えられます。置き場所の温度は15℃以上ありますか?暖房の風が直接当たっていませんか?適切な場所に移動させ、霧吹きなどで湿度を保って様子を見てみてください。

Q3. 根腐れしてしまったかもしれません…

A. 水やりをしすぎると根が呼吸できなくなり、腐ってしまいます。植え込み材が常にジメジメしている、鉢から異臭がするなどの場合は根腐れの可能性があります。本来、植え替えで対処しますが、冬の植え替えは株へのダメージが大きいため、基本的には春まで待ちます。まずは水やりを控え、鉢の風通しを良くして乾燥気味に管理しましょう。

冬の困ったを解決!よくあるトラブルQ&A

冬を乗り越えて、春に美しい花を咲かせるために

冬の間に適切な管理をして株の体力を温存できれば、春にはまた新しい花芽をつけ、美しい花を咲かせてくれる可能性が高まります。 もし今咲いている花が終わってしまったら、花茎の根元からカットして、株を休ませてあげるのも良いでしょう。

冬を乗り越えて、春に美しい花を咲かせるために

胡蝶蘭専門通販 EFLAのおすすめ商品

EFLAでは、品質にこだわっている花き業界でも高級胡蝶蘭の産地として定評のあるモテギ洋蘭園の胡蝶蘭を取り扱っています。
モテギ洋蘭園との独自契約により、農場より新鮮な胡蝶蘭を直接お届けしているため、お花の状態も良く他の産地の胡蝶蘭に比べてボリュームもあり沢山のお花が届くシーンでも、その存在感は目を引くこと間違いなし商品となっております。

まとめ:ポイントを押さえて、冬も胡蝶蘭と素敵な毎日を

この記事では、胡蝶蘭を贈る際の様々なマナーについて解説しました。胡蝶蘭は、その美しさや花言葉から、様々なシーンで贈答用として人気があります。贈る相手やシーンに合わせた適切な胡蝶蘭を選び、心を込めた贈り物にしましょう。

店舗案内

店名
EFLA (エフラ)
住所
〒107-0062 東京都港区南青山2-15-5 FARO 1F
TEL
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