お中元に胡蝶蘭を贈る場合の選び方・相場

夏の訪れとともにやってくるお中元の季節。日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える、日本の美しい習慣です。毎年、何を贈ろうかと頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。今年は何か特別なもので、心からの感謝を伝えたい。そうお考えなら、「胡蝶蘭」のギフトはいかがでしょうか。
夏の訪れとともにやってくるお中元の季節。日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝える、日本の美しい習慣です。毎年、何を贈ろうかと頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。今年は何か特別なもので、心からの感謝を伝えたい。そうお考えなら、「胡蝶蘭」のギフトはいかがでしょうか。
お中元ギフトの選択肢は数多くありますが、その中でも胡蝶蘭が選ばれるのには、明確な理由があります。
胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉を持っています。
蝶が舞うような花の姿から、蝶が幸せを運んできてくれるイメージを連想させ、縁起の良い花とされています。
これは、お世話になった方の今後のご活躍やご健勝を願うお中元の趣旨に、これ以上なくふさわしいと言えるでしょう。
また、整然と並んだ大輪の花が咲き誇る姿は、他のどんな花にも代えがたい圧倒的な存在感と高級感を放ちます。受け取った方が箱を開けた瞬間の、驚きと感動の表情を想像してみてください。その華やかさは、オフィスやリビングを明るく彩り、お花を見るたびに、贈り主であるあなたの感謝の気持ちを表現し、あなたのことを思い出させてくれるきっかけとなるでしょう。
お中元が贈られる6月から8月は、一年で最も暑さが厳しい季節のため生花はすぐに萎れてしまいがちですが、胡蝶蘭はもともと熱帯地方原産のため、夏の暑さに比較的強いという特徴があります。
適切な環境に置けば、1ヶ月から2ヶ月以上、美しい花を咲かせ続けます。一般的なフラワーアレンジメントが1週間程度で終わってしまうことを考えると、その花持ちの良さは驚異的です。贈った後も長く楽しんでいただけるため、「すぐに枯らしてしまったら申し訳ない」という相手の心遣いを不要にし、コストパフォーマンスの面でも非常に優れたギフトなのです。
「高価な花は、お手入れが大変そう…」というイメージがあるかもしれませんが、胡蝶蘭はとても手入れが簡単なお花です。
頻繁な水やりは不要で、むしろ水のやりすぎは根腐れの原因になってしまいます。1週間から10日に一度、コップ1杯程度の水を与えるだけで十分です。
毎日の水やりや花瓶の水の交換といった手間がかからないため、忙しいビジネスパーソンや、ご高齢の方への贈り物としても安心して選べます。相手に余計な負担をかけることなく、純粋に花の美しさを楽しんでいただける。これも、胡蝶蘭がギフトとして選ばれる大きな理由の一つです。
ビジネスシーンでのお中元は、感謝の意を伝えると共に、今後の良好な関係を築くための重要なコミュニケーションツールの1つです。マナーを遵守し、格調高い一鉢を選びましょう。
法人向けのギフトで最も定番で、間違いがないのが「白の胡蝶蘭」です。白色は「清浄」「純粋」といった意味合いを持ち、清潔感と信頼感を演出します。どのようなオフィスの内装にも調和し、凛とした佇まいがビジネスの場にふさわしい品格を与えてくれます。迷った場合は、白の大輪胡蝶蘭を選べばまず間違いありません。最近では、コーポレートカラーに合わせた色の胡蝶蘭を贈るのも、気の利いた選択として喜ばれることがあります。
ビジネスギフトとして贈る場合、見栄えの良さは非常に重要です。おすすめは、花の茎が3本以上ある「3本立て」や「5本立て」です。本数が増えるほどボリュームが出て豪華な印象になります。特に重要な取引先へは、5本立てを選ぶことで、より一層の敬意と感謝を示すことができるでしょう。
法人ギフトに欠かせないのが「立札(たてふだ)」です。お中元の場合、表書きは「御中元」とし、贈り主の会社名と役職、氏名を記載します。これにより、誰からの贈り物かが一目で分かり、礼を欠くことがありません。 ラッピングは、派手すぎない上品な色合いのものを選びましょう。企業のイメージカラーに合わせるのも素敵です。当店では、シーンに合わせた立札の記載方法やラッピングのご相談も承っておりますので、お気軽にお申し付けください。
親しい間柄の方へ贈る場合は、相手の好みやライフスタイルに寄り添った、パーソナルな心遣いが喜ばれます。
個人向けのギフトなら、色の選択肢はぐっと広がります。優しい印象の「ピンク」は女性に人気があり、「あなたを愛します」という花言葉も持っています。明るく元気なイメージの「黄色」は、見る人の心を明るくし、金運アップの意味合いもあると言われています。相手の好きな色や、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶと、より心のこもったギフトになります。
大輪の胡蝶蘭は豪華ですが、ご自宅に飾るには少し大きすぎると感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこでおすすめなのが「ミディ胡蝶蘭」です。大輪に比べて花も株もコンパクトで、リビングのサイドボードや玄関など、ちょっとしたスペースにも気軽に飾れます。可憐な見た目ながら花持ちの良さは変わらず、近年非常に人気が高まっています。
親しい方へのギフトだからこそ、立札よりもパーソナルなメッセージカードを添えるのがおすすめです。「猛暑が続きますが、どうぞご自愛ください」「日頃の感謝を込めて贈ります」といった手書きのメッセージが添えられているだけで、温かい気持ちがより深く伝わります。
個人・法人を問わず、お中元として胡蝶蘭を贈る場合の一般的な相場は、10,000円~30,000円程度です。この価格帯であれば、見栄えも良く、ギフトとして十分な品質の胡蝶蘭を選ぶことができます。
ビジネスシーンでは、ある程度の格が求められるため、20,000円~50,000円が相場となります。特に重要な取引先や、企業の創立記念などが重なる場合には、30,000円以上の5本立てなどを選ぶと、他社からのギフトと並んだ際にも見劣りせず、強い印象を残すことができます。
ご親戚や恩師など、個人間で贈る場合は、10,000円~20,000円程度が一般的です。この価格帯でも、美しい3本立ての胡蝶蘭や、品質の高いミディ胡蝶蘭を選ぶことが可能です。相手に気を遣わせすぎない、程よい価格帯と言えるでしょう。
EFLAでは、品質にこだわっている花き業界でも高級胡蝶蘭の産地として定評のあるモテギ洋蘭園の胡蝶蘭を取り扱っています。
モテギ洋蘭園との独自契約により、農場より新鮮な胡蝶蘭を直接お届けしているため、お花の状態も良く他の産地の胡蝶蘭に比べてボリュームもあり沢山のお花が届くシーンでも、その存在感は目を引くこと間違いなし商品となっております。
お中元のギフト選びについて、胡蝶蘭という選択肢を詳しくご紹介してまいりました。
・縁起の良い花言葉と圧倒的な華やかさ
・夏の暑さに強く、長く楽しめる
・お手入れが簡単で相手に負担をかけない
・相場は1万円~3万円で、シーンに合わせた選択が可能
これらの理由から、胡蝶蘭は日頃の感謝を伝えるお中元の贈り物として、まさに最適なギフトと言えます。
毎年何を贈ろうか悩んでいた方も、今年は胡蝶蘭で、ありきたりではない特別な感謝を伝えてみませんか。私たちは、一鉢一鉢に心を込めて、あなたの大切な想いを届けるお手伝いをいたします。